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歯科コラム

不安やストレスで歯が痛む…そんなときは「ガム」を噛んでリラックス!

現代社会はストレスを抱えている人が多いでしょう。

12歳以上の男女にアンケートを取った結果、約35%の人がストレスを抱えているという結果になりました(平成25年厚生労働省調べ)。現代社会でストレスを抱えている人はたくさんの病気のリスクとも戦っています。ストレスが原因で発症する病気といえば、心筋梗塞やうつ・パニック障害など多岐にわたります。

ストレスがあまりにかかると虫歯の有無にかかわらず歯が痛くなることもあります。そんな時にどのようにリラックスしたら良いかイースト21デンタルがご紹介します。

目次

ストレスが原因の歯痛

ストレスが原因の歯痛

虫歯や治療中の歯、口の中に重篤な疾患がない場合でも、歯が痛くなることがあります。

歯科医院へ来院しても多くの人ははっきりとした原因がわからないので歯痛の原因もわかりません。原因がわからないのに歯痛が繰り返されると不安感やストレスがさらに増大するという負の連鎖が始まってしまいます。この歯痛を歯科医学的に非定型歯痛と言います。

非定型歯痛が起きる主な原因は、精神的ストレスです。精神的ストレスがかかることでカテコールアミンというホルモンが血液中に増大し、歯の周囲にある血管が充血することで痛みが発生します。

また、今まで長年痛かった歯があるとその痛みを記憶してしまい歯を治療したのにもかかわらず痛みを思い出して痛みが発生することがあります。

治療方法

一番の治療方法は抗鬱剤の処方です。
非定型歯痛を訴えている患者さんに抗鬱剤を処方すると80%で改善が見られました。この時、処方される抗鬱剤は副作用で口が乾きやすくなりことがあります。歯医者さんに常備薬を聞かれた時に、このうつ薬を処方されている人は予め申し出ましょう。こちらのうつ薬は口の渇き以外でも、歯科治療をする時にネックとなるものです。
薬を飲む以外でもストレスを適度に解消することを心がけましょう。

簡単!ガムを噛んでリラックス!

簡単!ガムを噛んでリラックス!

ストレスや不安な感情が募ると自律神経の乱れを起こします。

そんなときはガムを噛んでリラックスするようにしましょう。ガムを噛むと唾液の分泌が促進されます。唾液の分泌は自律神経の中でも副交感神経によって支配されています。副交感神経はリラックスしているときに優位になり、寝ているときには副交感神経がメインで働いています。副交感神経を優位にすることでリラックス効果が得られるのでストレスや不安が軽減されます。

またガムを噛むことで満腹中枢を刺激されるので満腹中枢を満たすと幸福感を感じることができます。

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