当院のインプラント治療
インプラントはあごの骨の適正な位置に人工歯根を埋め込む高度な技術が必要とされる治療
インプラント治療を確実に成功に導くためには、専門知識を持ち、インプラント手術の実績がある歯科医師を選ぶ必要があります。
当グループでは国際インプラント学会指導医をはじめ、インプラントの専門知識・技術を習得した歯科医師が治療を行なっていますので安心して治療を受けていただけます。
また、インプラント治療は今でも常に進歩しています。当院の歯科医師は、大学病院インプラント科や国内や国外の学会でのセミナー、また裕正会グループ内の勉強会において、日々研鑽を積み、治療実績のある信頼できる治療方法のみを導入しています。
インプラント治療の流れ
当グループでは、基本的に以下のような流れで治療を行っております。ただ、術式によっては、骨を足す手術(骨移植)や骨を作る手術などが行われる場合があります。正確な手術内容等は精密検査の結果、患者様と相談しながら決定していきます。
カウンセリング
インプラント治療に限りませんが、治療を行う際には十分なカウンセリングが大切です。当院では患者様とのコミュニケーションを特に重視しており、インプラント治療の前にも十分に時間を取り、しっかりとお話をさせていただきます。
インプラントは優れた治療方法ですが、デメリットもあります。また、手術が必要な為、中には向かない方もいらっしゃいます。そのため、インプラントだけではなく、バネの無い義歯、その他、可能と思われる治療方法に関してもご説明させていただき、最終的には患者様に治療法を選択していただきます。
精密検査/CT撮影・シミュレーション
より安全、確実な治療を行うため、当グループでは基本的にインプラント治療前にCT撮影を行います。
症状によってはCTのデータを元にコンピュータソフトを使いシミュレーションを行い、患者様に実際に見ていただくこともできます。
インプラント手術
インプラントをあごの骨に埋め込みます。器具類は完全滅菌したもの、ディスポーザブルのものを使用し、衛生面を徹底管理して行います。
通常の手術時間は30分~60分程度、手術前の消毒から帰宅までは2時間~3時間程度です。
インプラントの痛みは抜歯と同程度と言われております。通常は局所麻酔だけの手術で問題ありませんが、極度の緊張や不安がある方は麻酔専門医を招いて静脈内鎮静法というリラックス麻酔を行い、半分眠った状態で、不安なく治療をすることが可能です。
手術方法は大きく1回法と2回法があります。1回法は手術が1回で済むメリットがありますが、感染のリスクがあります。2回法は歯肉を一旦ふさぐ為、感染リスクが低く済みます。
上部構造(かぶせ物)の作製・装着
手術後、6週間~4ヶ月程の治癒期間をあけて、インプラントと骨が強い力で結合するのを待ちます。
その後、精密な型取りを行い、上部構造(人工の歯のかぶせ物)を作成します。インプラントの上にアバットメント(土台)を取り付けて、その上に上部構造を装着します。
かみ合わせ等を確認し、治療は一旦完了です。
メンテナンス定期検診
インプラントを長期にわたって快適に使用していただく為には、適切なホームケアと定期的な検診・メインテナンスが不可欠です。定期検診では歯茎の状態やかみ合わせのチェック、およびクリーニングを行います。当院では、インプラントの専門教育を受けている歯科衛生士がメインテナンスを担当いたします。