小さなお子様を持つパパやママにとって、子供が走り回る、転ぶなんて光景は珍しいものではないですよね。元気いっぱいに走り回って遊んでいる姿は微笑ましいものですが、時にはひざを擦りむいたり、顔をぶつけた、たんこぶになったなど、ヒヤっとしてしまうこともあるでしょう。
歯が生え始めるころからは、同時にだんだんと歩いたり走ったりとたくさんの運動ができるようになります。
そのころから増える心配事…せっかく生えてきた歯を強打してしまったら!?ではないでしょうか。
目次
転んで歯をぶつけた!
歯を強打してしまうと、以下のような状態になってしまい治療が必要になります。
歯がかけた
子供の歯に限ったことではありませんが、衝撃によって歯が部分的に欠けてしまうことがあります。また、欠けた場所によっては歯の神経の処置が必要になる場合もあります。被せ物や詰め物をして、元の形に修復することができます。
歯がぐらついている
ぐらついている場合に考えられる原因は、歯をささえている骨がダメージを受けたり折れていることが考えられるので、まずレントゲンをとって骨の状態を確認する必要があります。基本的には、歯を固定して安静にし経過を見ます。場合によっては、抜歯をしなければなりません。
歯の位置がずれた、めり込んだ
衝撃により歯がずれてしまった場合は、位置をもどして正しい位置で固定し、様子を見ます。乳歯や生えたての永久歯は、歯根がまだ未完成なため無理に修正しなくても自分で再生する場合もあるので、そのまま様子を見る場合もあります。
歯が抜け落ちた
完全にとれてしまった場合でも、早期の処置や歯の保存状態によっては再植できることもあります。元の位置に歯を戻して固定し、歯肉を縫い合わせたりします。
抜けた歯がなくなってしまったり再植できない場合であっても、そのままにしておくと発音や食事に影響が出てしまいます。
そのため、入れ歯やブリッジ、インプラントなどで補う必要があります。顎が成長途中の子供の場合は、成長にあわせて調整ができる入れ歯タイプを使用することで多いでしょう。
乳歯でも影響ある?
数年で生え変わる乳歯の場合でも、予期せぬタイミングでかけたり抜けてしまったら適切な処置を行う必要があります。
乳歯の位置がずれていたり、めり込んだままにしておくと永久歯の形や方向に影響を与える場合もあるため、生え変わるまで歯医者さんで定期的にチェックしてもらうと良いでしょう。また、かけてしまって神経の処置をした場合も同様に、経過をチェックしてもらいましょう。
転倒などで歯を強打してしまった場合、自宅で判断することは難しい上に早く適切な対処を行えば歯を元に戻すことも可能になります。自宅でなんとかしようとするよりも、まずはイースト21デンタルに行くことが大事です。