ソケットリフト
ソケットリフト(上顎洞底挙上術)とは
ソケットリフトは、インプラントを埋め込むのに、上顎洞までの骨の高さが不足しているケースで行われます。一般的には、専用の器具(オステオトーム)を使って、上顎洞を下方から押し上げる、という方法です。
サイナスリフトは手術する範囲が広く、大掛かりになるのに対し、ソケットリフトは手術範囲が狭く、簡単に行えて傷口も小さいので、患者様の負担が軽いのが特徴です。
ただし、増やせる量の骨がサイナスリフトに比べて限られているので、適用できる症例は限られてしまいます。
オールオン4との違いは?
まずは、インプラントを埋める穴を開けていきます(抜歯後にすぐ行うケースでは、その穴)。上顎洞まで約1ミリの骨を残した状態でドリルを止めます。
インプラントを埋める穴(元々の歯が抜けた部分)から、「骨のもととなる物質」を入れて、 下方から少しずつ上顎洞の粘膜(シュナイダー膜)を押し上げていきます。具体的には、上顎洞の底部の骨を下から押し上げて若干骨折させ、その奥にあるシュナイダー膜を上方に押し上げます。
押し上げられた粘膜と、その間に填入した「骨のもととなる物質」の分だけ、骨の厚みを増やすことができます。
「骨のもととなる物質」と一緒にインプラントを埋めることもありますが、完全に骨になるのを待ってから、インプラントを行う場合もあります。
インプラントが骨としっかりと結合したら、人工歯をかぶせて終了です。
- ソケットリフトのメリット
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●手術範囲が狭く、侵襲が少ないので患者様の負担が少ない
●インプラントの埋入が同時にできる場合には、早く噛めるようになる
- ソケットリフトのデメリット
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●骨が極端に少ないケースでは行えない
●長いインプラントを埋めることはできない
●上顎洞の形態や上顎洞粘膜の状態によっては適用できないケースがある
●実際に骨の奥の部分を目で見ながら行うことができない
インプラント料金
CT(片顎)のみ | ¥16,500(税込) |
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診査代(CT、レントゲン、模型診査) | ¥55,000(税込) |
静脈内鎮静法 | ¥88,000(税込) |
GBR(骨造成) | ¥110,000(税込) |
ソケットリフト | ¥110,000(税込) |
サイナスリフト(1歯) | ¥220,000(税込) |
サイナスリフト(2~3歯) | ¥275,000(税込) |
サイナスリフト(4歯) | ¥330,000(税込) |
インプラント埋入 | ¥275,000(税込) |
上部構造前歯部(上下3~3) | ¥220,000(税込) |
上部構造臼歯部 | ¥176,000(税込) |