審美歯科では、歯のホワイトニングが可能です。
ですが、審美歯科は一般の人にとってまだまだ馴染みがないものかもしれません。ホワイトニングに興味があっても、いくらかかるかわからない…そんな方には、ホワイトニングのモニターがおすすめです。では、審美歯科のホワイトニングのモニターで、いったいどこまで歯を白く出来るのでしょうか?ホワイトニングのモニターについてお伝えします。
目次
ホワイトニングの流れ
ホワイトニングの大まかな流れとしては、以下の通りとなります。
歯石の除去
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レントゲンで虫歯がないか確認
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口の中の撮影
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プロテクターをつける(歯肉に薬剤が掛からないように)
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薬を塗布(※)
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光を当てる
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薬を洗い流す
※から最後までを、数回繰り返す
薬剤をぬって、歯を白くします。薬剤をある程度染み込ませる必要がありますので、30分~60分程度の時間は必要です。モニターでは、この流れを1回だけ行います。ですので、ワントーンほど、歯の色が白くなるというイメージです。
本格的な治療に入った場合は、さらに数トーンほど、色が綺麗になります。モニターでは、さらに1,2週間後に歯医者にもう一度行き、シミができていないかを確認したり、前回との比較写真を撮って見比べてみたり、ホワイトニングの効果が確実にでているかをチェックする工程が必要です。何度か歯科医院に行く必要がありますので、注意しましょう。また、ホワイトニングをしてる期間中には、いくつかの注意点があります。
効果を最大限に高めるために
ホワイトニングのモニターは、たしかにモニターでしかありませんが、一度きりでもれっきとした治療です。ですので、出来る限り効果を高めたいものです。そのため、ホワイトニング直後の30分~1時間の間は、飲食は避けてください。また、薬剤の効果が弱まりますので、色の濃い、着色性がつよい食べ物・飲み物は避けたほうがいいでしょう。
日頃の歯磨きも非常に重要です。しっかりと細部にいたるまでていねいに歯を磨いて、白さをキープしましょう。これはホワイトニングモニターの前にも後にも有効なケアとなります。
避けたい食べ物・飲み物
コーヒーや紅茶は、ステインなどが豊富で歯の汚れにつながります。
特に、薬剤を塗布しているホワイトニングの最中は、避けたほうが良いでしょう。また、食べ物としては、カレーやミートソース、キムチや色合いの濃いもの、合成着色料が入ったものなどは避けるようにしてください。
当然ながら、繰り返してホワイトニングした方がトーンは上がりますが、一度きりの審美歯科のホワイトニングモニターでも、日々の食生活などいくつか注意することで綺麗な歯に仕上がります。