待ちに待った可愛い赤ちゃんに出会える出産。
この瞬間は10ヶ月ほどの妊娠期間が終わると同時に、育児の始まりでもあります。毎日食事もお風呂もバタバタしてる、ゆっくりできるような自分の時間はほとんどない、などのママさん達の話を一度は聞いたことがあるでしょう。
赤ちゃんと一緒の生活は、自分のことは二の次になってしまいますね。そんなときに虫歯に気がついても、すぐ治療に行くことも難しいかもしれません。口内に気になる症状があれば、妊娠中に完治させておきましょう。今回は、その理由を3つお話いたします。
目次
理由1:産後、育児に追われてなかなか時間が取れなくなってしまう
出産後は、歯医者さんへ行こうと思っても育児におわれてしまったり、治療中に赤ちゃんをみていてくれる人がいなくて困るなど、実際に治療をうけるとなると思いとどまってしまう方が多いようです。
理由2:出産時に、虫歯の痛みが出るのを防ぐため
分娩中は歯をぐっと噛みしめることがあるでしょうから、その歯が虫歯になっていて力を加えると痛むなんてことが起こってしまってはどうしようもありません。分娩の痛みは我慢できても、虫歯は痛むことがないように分娩までに完治させておきましょう。
理由3:赤ちゃんに虫歯菌が感染してしまうのを防ぐため
生まれてすぐの赤ちゃんの口内には、虫歯菌はほとんどいません。多くの場合は、虫歯菌をもつ大人から感染していきます。ですから、親が虫歯であれば、一緒に食事をするときについつい自分のお箸のまま食べさせてしまったり、同じスプーンを使ってしまうことで、虫歯菌がうつってしまいます。また、スキンシップとしてかわいい赤ちゃんにキスをすることもあるでしょうから、親が虫歯菌に感染していればそのまま赤ちゃんにも感染してしまうのです。気兼ねなく赤ちゃんに触れ合えるように妊娠中に治療しておきましょう。
妊娠したから、念入りに歯磨きをしなきゃ!と気をつけても、すでに虫歯になっているということがあるかもしれません。また、妊婦さんの半数以上に、歯茎が腫れたり出血しやすくなるという症状がみられます。虫歯だけでなく歯周病になっている場合は、早産になるリスクが7倍以上高まります。
そうならないためにも、まずは妊娠中の体調がよいタイミングで歯科検診をうけましょう。
虫歯が見つかっても安定期の間に治療することは問題ありませんので、赤ちゃんと過ごす毎日を楽しめるように、イースト21デンタルクリニックへお越し頂き完治させておきましょう。