しっかり歯磨きをしているはずなのに、気が付いたら歯と歯の間に歯石が溜まっている!なんて経験はありませんか?
歯石は歯ブラシだけで落とすことは難しく、少しずつ蓄積してこびりついてしまうのです。そして、口内の環境を悪化させ、歯周病を引き起こしたり、口臭を発生させる厄介者なのです!気になる口臭の原因は、この歯石にあるかもしれません。
目次
歯石と口臭の関係
なぜ歯石が口臭の原因になってしまうのでしょうか?
理由1:歯石についた歯垢が発酵してガスを発生させる
歯石の表面はザラザラしているため、口内の細菌や細菌の老廃物(歯垢)がくっつきやすくなっています。付着した歯垢は、発酵しガスを発生させます。このガスは卵や玉ねぎの腐ったような不快な臭いがするため、口臭に影響するのです。
理由2:歯石によって歯茎からでた血の生臭さ
歯石がたまると歯周病になってしまいます。すると、歯茎から出血してしまうことがあるます。この血の生臭い臭いが口臭の原因になってしまいます。
理由3:歯茎からでた膿が悪臭を発生させている
歯周病が悪化してしまうと、歯槽膿漏になってしまいます。歯茎からでた膿は強烈な臭いがするため、口臭が悪化してしまいます。
歯石はイースト21デンタルで除去しよう!
このように口臭の原因ともなっている歯石ですが、蓄積すればするほど自分で取り除くことは難しく、以下のような専門的な方法での除去が必要になります。
スケーリング
超音波振動する器具やスケーラーという刃物状の器具を使って、歯石を削り落とします。
SRP
歯茎よりも中側の歯周ポケット内に入り込んだ歯石は「ルートプレーニング」という方法で除去します。(スケーリングに加えてルートプレーニングする方法をSRPといいます。)
フラップ手術
歯周ポケットの奥深くにまで入り込んだ歯石は歯肉を切開して除去しまければならなくなります。この外科的な処置をフラップ手術といいます。
歯周病の改善=口臭の改善
歯石が付着すると、歯周病になってしまいます。
歯周病になると歯茎から出血することがありますが、血液は唾液と結合すると歯石になってしまいます。そうなってしまうと歯周病は悪化する一方なのです。歯周病が悪化すると、上でのお話したように同時に口臭も悪化してしまいます。歯周病が改善すれば、ですから口臭も解消されることが多いのです。
歯石を除去することは口臭予防だけでなく、歯茎の出血や腫れがおさえて、引き締まった歯茎をつくり、歯の白さまでもとりもどすことができますよ。