長生きはもちろんのこと、元気な老後を過ごしたい…実は、そのためには「唾液の量」が大きく関係しているということをご存知でしょうか?
しかし、唾液は年齢とともに分泌されていく量が減少してしまいます。そうなれば、口の中は乾きやすくなり、細菌が増殖し、口臭や歯周病を引き起こしてしまいます。口内の状態が悪くなれば、健康にも影響を与えてしまうでしょう。では、どうしたら「唾液の量」を増すことができるのでしょうか。今回は、唾液を増やすトレーニング方法をイースト21デンタルがお話していきましょう。
目次
そもそも唾液にはどんな役割がある?
唾液には様々な役割があります。
食べ物の消化を助ける、口の中の汚れを流す、味を感じやすくする、再石灰化によって虫歯を防ぐ…この役割が薄れてしまえば、当然、健康にも支障をきたしてしまいます。虫歯や歯周病からくる噛み合わせの悪さ、噛み合わせの悪さからくる全身のバランスの乱れ、食べ物を消化する力が弱まれば内臓にまで影響を及ぼしてしまいます。
また唾液というのは、ストレスや疲れ、アルコールの摂取などでも減少してしまうようです。疲れていると口臭が強くなってしまうのは、唾液の量が原因だったのですね。これだけみても、唾液というのはとても重要な役割を果たしています。では、唾液を増やす方法というのは、具体的にどのようなものなのでしょう。
唾液の分泌量はトレーニングで増やせる!
口のトレーニングにより、唾液の量を増やすことが可能です。
まずは、しっかりと噛むということがとても大切です。それから、口の周りの筋肉のストレッチです。すぼめる、頬を膨らます、舌を動かしてみるなど意識的に口の周りの筋肉を動かしてみましょう。その他には、歯茎のマッサージも効果的です。また、梅干しや、レモンなど酸っぱいものを食べたり、キシリトールガムなどを噛んで唾液の分泌を促すという方法もあります。
長生き+いつまでも若々しくあるために
口の周りの筋肉のストレッチにより唾液を増やし、虫歯を予防して歯を健康に保つことが出来れば、口元もしっかりするでしょう。
口元の状態というのは、いつまでも若々しさを保つことにとても重要です。口元の印象で、年齢もだいぶ変わって見えるのではないでしょうか。いつまでも好きなものを食べられるということは、幸せなことです。口のストレッチをこまめに行って、定期的に歯医者さんに通い、歯の健康、体の健康、さらには心の健康までも維持していきましょう。