「なんとなく口臭が気になる…」治療をしたはずの歯の被せ物から、なんとなく嫌な臭いがする。
それは、気のせいではないかもしれません!では、その原因とは一体なんなのでしょうか?いくつか考えられる原因を、対策とともにイースト21デンタルが解説いたしまします。
目次
ケアが行き届いていない!
最初に挙げられるのが、ブラッシングが行き届いていないために被せ物と自分の歯の間にプラークや歯石などが溜まっていることが原因になっている場合です。自然な歯と違って、被せてあるものは境目があるために、どうしても汚れが溜まりやすくなっています。汚れが溜まったままでは、当然、細菌が繁殖して臭いを作り出す原因となってしまいます。
これには、歯科できちんと歯ブラシの指導を受け、日常のケアをきちんと行っていくことが大切です。デンタルフロスや、自分の歯に合った歯ブラシを使用して、歯医者さんの指導に沿ってきちんと行い、定期的に歯科でクリーニングを受けてください。
虫歯や、被せ物が合っていない
被せ物の下の土台となっている歯の根が虫歯になっていたり、破損したりしているとその隙間にプラークや歯石が入り込んで、嫌な匂いを放つ原因となります。放っておけば、どんどん悪化してしまうので、早めに検査を行うことが必要です。
また、セラミックや金歯は古くなっても腐食することはありませんが、銀歯の場合は腐食してしまう可能性があります。縁の部分が腐食してしまえば、そこから細菌が繁殖し、虫歯や歯周病をおこしてしまう可能性があるのです。銀歯というものは、半永久的に使えるものではありません。怪しいと思い銀歯を外してみたら、中が虫歯で真っ黒になっていた、というケースもあります。口臭の原因ともなりますので、早めに治療することが必要でしょう。
原因による臭いの違い
銀歯が原因の口臭は、ゆで卵のような臭いや、膿、生ごみのような臭いがします。そして、歯周病からくる口臭は、腐った肉、血なまぐさい匂いなどです。想像するだけでも不快になるでしょう。どちらにしても、嫌な臭いには変わりありません。いくら洋服やお化粧などで見た目を綺麗にして気を使ったとしても、口臭があれば、一瞬で清潔感は失われてしまいます。口臭を放置したままでは、人間関係などにも大きな影響を与えてしまうでしょう。
上記でも、お伝えしたように、銀歯などは半永久的に使用できるわけではありません。治療が終わっているからと安心せずに、気になることがあれば歯医者さんで原因をつきとめて、適切な処置を行ってください。