歯を失った場合に補う手段として、入れ歯やインプラントがあります。
最近ではインプラントを選択する人も増えてきましたが、まだまだ入れ歯で対応している方も多いでしょう。70歳以上になると約6割の人が入れ歯を使用しているようです。失った歯の代わりとなってくれる入れ歯ですが、不便に感じることが多いのも事実です。イースト21デンタルと一緒に詳しく見ていきましょう。
目次
入れ歯のトラブル
入れ歯が動いてずれてしまう
入れ歯は歯茎の代わりとなる土台の部分を自分の歯茎の裏側に装着して使用します。そのため、噛み方がかわったり歯茎が変形するなど、使い続けていると口内の状態が変化していきます。入れ歯を作った時と状態が変わってしまっては、入れ歯がうまく密着せずに動いたりずれてしまうということが起こってしまうのです。取り外すことが可能なので、その度に歯医者さんで調整してもらう必要があります。
入れ歯が合わなくなる
長い間使っていると、入れ歯がすり減ってしまったり、歯茎がやせて自分の口内に合わなくなることもあります。歯科で調整を繰り返しても合わない場合は作り直す必要もでてきます。
食事が噛みにくくなる
入れ歯は装着したまま食事をすることは可能ですが、天然の歯に比べて噛む力が30~40パーセントほどに落ちてしまいます。天然の歯の半分以下になってしまうので、今までと同じような食事が難しくなるかもしれません。
インプラントならずれない!
一方、インプラントにすることによって入れ歯で困っていたことが解決出来る場合もあります。
動いたりずれたりすることはない
顎の骨にしっかりと固定されるため、取り外すことはできませんがぐらぐらとズレたり動いてしまうということはありません。そのため、会話中に人前で外れてしまったりする心配もなく発音も安定するため、会話も楽しめるようになります。
しっかりと噛むことが出来る
インプラントは天然の歯と同じくらいの噛む力を手に入れることができます。入れ歯は、噛む力が減少してしまうので今までと同じような食事ができなくなってしまうことがありましたが、インプラントにすることによって解決できます。
歯医者さんに相談してみよう
また、他の天然の歯を削ったりワイヤーをかける必要がないので、周りの健康な歯に影響を与えることもないでしょう。メリットの多いインプラントですが、外科手術が必要になるためすべての人が選択出来るというわけではなく歯医者さんと相談する必要があります。